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施工、その後のお客様宅ご訪問1

2014.04.26 11:38|お庭探訪
いつの間にか少し暑いと感じる季節となりました。

そろそろ水遣りにも注意しておかないとGW中にうっかり樹木が枯れてしまいかねないので、
植物を大切になさっておられる皆様は要注意です。

わが社のお客様は、非常に植物を大切にしてくださる方が多く、

先日も、そろそろ季節も変化し、水遣りのタイミングなどについてご質問の電話を頂きました。

あまり、たくさんの場所を訪問する時間がないので、

少しずつ新芽が出たであろうお客様宅を拝見してみるようにしております。

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まずは、水遣りの時期についてご相談を頂いたお客様宅。

ハナミズキ・・・今年は例年になく満開だそうで、ピンクと白のコントラストが美しかったです。

IMAG2808.jpg

そして、いつもながら大変美しく管理してくださっているお庭。

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水鉢まわりも、下草にいい感じに新芽がでておりました。

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いつも美しく管理してくださって本当に嬉しく思います。

CIMG5661.jpg

昨秋に完成したお客様宅ですが、
完成時には、葉が落葉している状態でした。

葉の緑とカーポートのコントラストが美しくなっている頃だろうな・・・と期待しておりました。

CIMG5667.jpg

ずいぶん新芽がでています。

CIMG5662_20140426112951135.jpg


いつお伺いさせていただいても、美しく管理してくださっているお客様に感謝です。



今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

意外とGWに低木を枯らしてしまうお客様もお見受けいたします。
暑さと寒さが入り混じるこの季節、どうぞ皆様、体調にも植物の状態にもご注意くださいませ。
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新梅田シティ:植物と希望の巨大壁面 鑑賞記2

2014.04.04 14:12|雑感
昨日のブログの続きとなっております。

http://hanamoarashimo.blog11.fc2.com/blog-entry-220.html

さて、本来の目的、造園家と揉めている安藤忠雄さん発案の希望の壁を見るのが本来の目的だったので、
とりあえずキョロキョロと見回してみると



ありました。希望の壁
IMAG2588-1.jpg


フムフム中々の壁ですな。

さっきから、揉めてる揉めてると言ってますけど、一体安藤忠雄さん発案の希望の壁がどうして揉めているかといいますと・・・




昨年の事です。

「安藤忠雄氏「希望の壁」は著作権侵害 設計者が設置差し止めの仮処分申し立て」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130619/waf13061921110018-n1.htm

昨日のブログで、2か所のお庭を紹介したのですが、実はそのお庭は
この水路でつながっているのです。

IMAG2599-1.jpg

その水路の横にドカ~ンと緑の壁が建ってしまっている状態です。

ものすご~くかいつまんだ説明ですが


新梅田シティ離れて存在する2つのお庭が実はこの水路でつながっており、一体化しているコンセプトなのに、この巨大な緑の壁でそのコンセプトが台無しなんで、著作権侵害です!と庭の設計者さんが訴えたという事なのです。



結局これはこうなりました↓

安藤忠雄氏発案の巨大緑化壁 設置差し止め認めず 造園家の仮処分申請で大阪地裁

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130907/waf13090716050019-n1.htm

という結果になり、処分差し止めはならず、昨年秋に完成いたしました。


私もこの裁判の結果は、納得してます。

分かりやすく言うと、



新築家屋を建築したお客様が、昌三園にお庭の設計施工を頼みました

10年程たって、車が1台増えて、お庭のリフォームをすることになりました

ただし、今回のフォームは、昌三園とは別の○○造園にお願いしました


それを知った昌三園の女王が、
「私が設計した庭を勝手に変えてリフォームして 著作権の侵害!!ムキ~~~っ訴えてやる!!リフォーム差し止めだ!!」

訴訟勃発

裁判所
「お庭は流行や老朽化や使い方が変わればリフォームをしなければなりません。」
「設計者に許可をとらなければ庭のリフォームが出来ないっていうのは持ち主にとって大変困ることですよ」
「リフォームの中止は認めません!」



ということです。

そりゃそうですよ。お客様に引き渡した庭が設計者の許可なく変更できないなんて。
私どもも商売あがったりです。



ただ、一つ画期的だと思ったのは、

希望の壁の設置が、「著作者の意に反した庭園の改変にあたる」として

庭の著作権を裁判所が一部認めているという点です。


まだ駆け出しだったころ、平面図1枚だけ渡されて、明日までに適当に庭の図面描いといて(タダで)と某建築会社の方から言われた事がありますが、何なのでしょうね。

お客様の年齢は?場所は?車の台数は?家族構成は?家の壁や屋根の色は?何風の家ですか?
植物に水をやるお時間のある生活を送ってる方ですか?前面道路は広いですか?自転車は何台保有されてますか?
洗濯モノは?ご予算は?回りの風景は?お隣はどんな建物?人通りが多い場所ですか?
聴きたい事や情報はもりだくさん。

それらすべてを反映して考えるのがお庭です。
考えるのにそれなりの時間も、リサーチも必要です。コンセプトだってあります。

お庭は著作物。住宅のお庭とは事情が異なっているのでしょうけど、庭の設計に携わる者として少し嬉しい判決内容でした。





で、この壁なんですけど、
大阪マルビルの なんちゃって壁面緑化よりかなりレベルアップしております


この緑の壁は全部本物の植物だし、
土の入ったコンテナにたくさんの種類の植物が植えられています。

植えられている植物をメモって帰りましたが、(汚くてすみません)
IMAG2630.jpg


私達が普段よく使ってる植物の中でも、最強レベルの枯れない度を誇りなおかつ、葉の色が鮮やかなものや花が咲くものを上手に組み合わせていると思います。

メンテナンスは比較的やりやすいという印象でした。

私が行った時は、落葉樹の新芽が吹きかけで、ベニカナメモチの赤い新芽がアクセント色になってキレイでした。


IMAG2601-1.jpg

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希望の壁で大阪を緑化したいという思い。本物の壁面緑化。結構キレイ。メンテナンスも比較的やりやすそう。
訴訟の判決内容。何も否定するべき事項はありませんでした。



ただ・・・・



この場所につくるべきものだったのかと聞かれると。

えっと、



センスないかも・・・

(ホントすみません!!!)



お庭の設計者である吉村元男先生のお気持ちも十分わかります。



歩道からビルの谷間を見ると広がる里山の庭。田植えなども行い、それなりに今まで多くの方々の憩いの場になっていたと思っています。そこをこの壁で遮る必要があったのでしょうか?




今日は風がすごく吹いてます。春の嵐で、せっかくの桜の花びらも散ってしまいました。

風って意外と大切なんですよ。

あるお客様がおっしゃってました。

まわりに家が建つにしたがって、風が庭に抜けなくなり、毛虫を食べる鳥が来なくなった。
虫が大発生するようになった。殺虫剤を撒きたくないんだけどな・・・


この希望の壁でどんな変化が起こるかわかりませんが・・・


それから、この里山の庭にこの現代的な希望の壁は似合ってません。

ビルにはそれなりに似合ってると思いましたけど、わざわざ庭の風景を遮るこの位置に建てる必要はなかったと思います。この希望の壁を挟んだ道路の向こうには公園があり、その緑が見えた方が自然で良かったのにな・・・と思ったりする自分もいます。



庭をつくる人と建築家との感性の違いなんでしょうか?
庭をつくる時には借景といって周りの風景も参考にして考えたりしますからね。


著作権侵害ということで、吉村元男さんは訴訟を起こしましたけど、
事の本質は著作権云々ではなく、庭という広い自然を扱う空間造形物に対しての配慮の無さ、重鎮の安藤忠雄さんが何か言えば何でも通るのか、そういった事への反発だったのではないでしょうか?


そんなこんなで、希望の壁見学終わり。

帰途に就く前、ビル内に行列があったのでとりあえず並んだら、
強制的に屋上展望台へとつづく例で、ウッカリ並んでしまい、700円払って、新幹線1本遅らせて展望台を見学するハメに・・・




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IMAG2617_20140404141132c98.jpg

梅田の再開発はまだまだ続きそうです。


















新梅田シティ:植物と希望の巨大壁面 鑑賞記1

2014.04.03 14:47|雑感
先日、所要で大阪に行ってきました。

よくいかれる方ならご存知だと思いますが、現在大阪の梅田は大改修中で、行く度にまったくワケがわからなくなっております。が、むかしのゴミゴミした感じと違い、非常に美しく近代的なランドスケープを見学する事ができます。

用事を済ませ、「日没前までに見学できるをころを見て回る!!」

を目標に行ってまいりました。

以前、建築家の安藤忠雄さん発案 梅田のマルビルの なんちゃって壁面緑化について書いたのですが、
http://hanamoarashimo.blog11.fc2.com/blog-entry-212.html

またしても安藤忠雄さん発案、昨年完成した梅田スカイビル「希望の壁」を見学することにしました。

希望の壁について

何故ここを選んだかというと、昨年、この希望の壁建設にあたって梅田スカイビル敷地内に作庭を行った造園家と裁判で揉めたと聞きつけたからです。

揉めた内容については次回のブログで紹介いたします。

私の様な造園業の者からすると非常に興味深い案件ですので。


ちなみに、私は、アンチ安藤忠雄さんでは決してありません。
安藤先生のサイン入りの写真集も持ってますし、建築物も素晴らしいと思っております。



しかし、建築家と造園家が揉めたと聞けばとりあえず、「どうしたの?」と思いますし。
単純な興味から行ってみる事にしました。


しかし、目的地の梅田スカイビルに行くまでにもキレイなランドスケープをキョロキョロ見学してしまい、
なかなか到達いたしません。


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お蔭で、この後の用事2件キャンセルです。



やっとついた梅田スカイビル

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こちらの敷地内には2か所の庭園が設置されています。

まず1か所目こちらは高低差を利用して水が流れる庭園で、360度方向から鑑賞できます。
外側から見るときは、水の流れを鑑賞し、庭園内の散策時には山を感じることもできて、非常に落ち着く場所です。

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とても落ち着きます。


もう一か所は里山の田園風景をほうふつとさせる空間です。
本当に農作物が植えてあって、自然を知り、自然を利用して、共生してきた日本の原風景を感じる空間でした。

IMAG2558-1.jpg

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庭の仕事に携わるモノとしては非常に勉強になった空間でした。


美しいお庭をぼ~っと観て、本来の目的を忘れてしまうところでした。



さあ、安藤忠雄さん発案 希望の壁はどこだ???


つづく・・・














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広島県福山市「ガーデンアート昌三園」でお庭の設計の仕事をしております。

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