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女王、ミモザワールドに迷い込む(3日がかりで書きました)

2012.03.17 15:27|植物のこと
去る3月8日はイタリアでは「ミモザの日」だったそうで。

1121dl.jpg


その日はすべての女性に感謝する日。男性たちは女性にミモザの花束を贈り、
女性達は家事から解放され、楽しく1日を過ごすということを知りました。



実は我が社のフェイスブックページに「ミモザの日」の事を掲載すると、
ミモザには香りがあるのかどうかというご質問を頂きました。

回答の為、ネットでミモザについて色々と調査すると・・・・・



そこから、思いもよらず、はてしないミモザワールドに迷いこむ事になってしまったのです。


調べたところによると、ミモザには主に流通している2種類、

○フサアカシア
imgp43491.jpg


○ギンヨウアカシア
img_6972-s.jpg


があり、よく似ています。

違いを述べるなら、

花や葉、樹木の大きさ共に「フサアカシア」の方が大きいということ。
それから「フサアカシア」の方に芳香があるということでしょうか


しかし、日本で主にミモザとして流通しているのは、芳香がほどんとない「ギンヨウアカシア」の方です。

理由は、「ギンヨウアカシア」の方が樹木が小さいうちからお花をたくさん付けますし、
大きさも「フサアカシア」より小さいので、日本には向いてるからだとの事。



ほぉ~~~。なるほど。
植木屋になって何年経つことやら、ひとつ勉強になった・・・ウンウン。



とサラっと丸め込まれそうになったのですが、

さっきから「ミモザ」の事を調べているのに、
出てくるのは「ギンヨウアカシア」だの「フサアカシア」だの、


「ミモザ」の「ミ」の字も出てこない・・・




じゃあ「ミモザ」って何やねん?


調べてビックリ。

ミモザって本当は「オジギソウ」の事なんだそうです。
そんな「オジギソウ」の学名は「Mimosa pudica」



確かに、オジギソウの葉っぱとミモザの葉っぱ。似てますね。
Mimosa_pudica_HabitusLeavesInflorescences_BotGardBln0906a-s.jpg

↑オジギソウ

imgp43491.jpg


↑ミモザ

オジギソウの花とミモザの花。色こそ違えど形状が似てますね。


そんなこんなで、アカシアの事をミモザと呼ぶ様になったらしいのです。


ほおぉ~なるほど。



本当は「アカシア」の事を「ミモザ」と勝手に呼んでるだけなのか!

また一つ勉強になった・・・




と、またしてもうまく丸め込まれそうになりましたが、








じゃあ、「アカシア」って何やねん?

日本の歌謡曲には「アカシア」を歌詞に盛り込んだ歌が多いのですが、例を挙げて見ますと




「思い出はアカシア」 歌:石原裕次郎(特にファンなわけではありません)

........思い出はアカシア 別れの白い花........

------------------------------------------------------

acacia[アカシア] 作詞作曲:松任谷由美

銀の花が散ってる風と陽ざしの中で 知らない町にきている....


---------------------------------------------------

このようにアカシアの花の色を白とか銀と形容しています。

そして、蜂蜜の原料の花として有名でもありますが

12003_l.jpg
山田養蜂場の蜂蜜の商品です。画像お借りいたしました。
アカシアと思われる花の絵がラベルに書いてあります。

黄色い花がトレードマークの「アカシア(=ミモザ)」なのに、花は黄色くありません??




じゃあ「アカシア」って何やねん?



つい先ほど、「ミモザ」は本当は「アカシア」という植物の事である。

と説明したのですが、


どうやら、日本で一般的にアカシアというと

Acacia.jpg

黄色い花が咲く「ミモザ」の事ではなく
こちらの白い房状になっている花が咲く木の事を言っている様です。



この「アカシア」と呼ばれている植物、本当は「ニセアカシア」(和名:ハリエンジュ)と言います。

丈夫で花が美しいので、街路樹にも多用されております。

キレイな花姿に似合わずトゲを有しておりまして、私を含む、造園業の皆様からの評判は悪いです。

ニセアカシアの剪定の時はトゲのせいでしょっちゅう


「イデ====!!」

と叫ばねばならず、作業着も破れたりして私自身もあまりいい思い出はありません。



実は、この「ニセアカシア」

明治時代、さかんに輸入された時期がありまして
その当時は「ニセアカシア」ではなく
「アカシア」と呼ばれていたのです。

ま、学名が「Robinia pseudoacacia」なので、あながち間違いではありませんが・・・





しかし、時が経ち、現在ミモザと呼ばれている、「フサアカシア」や「ギンヨウアカシア」が輸入される様になってから、区別する為に「ニセアカシア」と呼ぶ様になりました。


ほぉおおお~~~、勉強になった。

いやしかしヤヤコシイ。



話を要約すると、

「ミモザ」は本当は「オジギソウ」の名称


でも、「オジギソウ」に似ている「アカシア」の事を勝手に「ミモザ」と呼んでいる。


しかし、昔から、日本で「アカシア」と言えば、白い花がついてる樹木の事をいっていた。


実は、昔日本で「アカシア」と呼ばれていた植物は実は「ニセアカシア」という植物で、
今でも「アカシア」と「ニセアカシア」を混同している場合が多い。



本当に混乱してしまいますが、




最期に、混乱ついでに申し上げるなら

mimosa tree(ミモザツリー)と検索してしてみてください。



出てくるのは「ネムノキ」なんです!!

124546771318916126127_R0011649.jpg


http://www.fast-growing-trees.com/Mimosa.htm

どうやら、海外(英語圏)ではミモザツリーというと、ネムノキの事らしいです。

なんでネムノキやねん?

イヤ、もう調べる気力がありません・・・・・・


本当にヤヤコシイですね。
でも、ミモザもアカシアもオジギソウもネムノキも植物学上でいうなら親戚同士の
近い種類なんですよ。


--------------------------------
ただ、ニセアカシアについて、注意を申し上げるなら
ニセアカシアは日本名でハリエンジュとも呼ばれ「外来生物法の要注意外来生物リスト」に加えられている植物です。

外来生物法の要注意外来生物リスト

繁殖力が旺盛で、日本の在来生態系を破壊する可能性がある植物なので
取扱いに注意する様にと環境省から注意が促されております。

花もキレイですし、丈夫ですが、むやみに植えたりしない方が良いのではないかと思われます。

実際、河原や空き地に大繁殖を遂げており、
私も現場作業に出ていた頃、刈っても刈っても生えてくるこのニセアカシアに困らされたものです。

--------------------------------------

ということで、3日に渡ってチマチマ書き続けた、植物の事。
ちょっとミモザについて調べ始めてとんでもない事になってしまったお話でした。

最後まで読んで下さった方、おられるでしょうか?

お疲れ様でした。
植物の世界は本当に奥が深いです。

それでは皆様、よい休日を!!


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コメント

No title

こんにちは^^
先日は お世話になりました♪
とても 素敵なHPですね^^
今後とも 意見交換などできれば 嬉しいなッと思っています
宜しくお願いします!!
(株)NATURE RESORTE 新山道子

No title

新山さん

ありがとうございます。
昨日は、楽しくお話して頂いてありがとうございました。

次回もこの様な集まりがあれば、是非またお会いしましょう!!(今度は名刺を山ほど持参して)

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

No title

ブログは20分で書ききると決めているはずの女王が何ともまぁ大作を。
途中で植物の余りの奥の深さにくじけかけたけど、なんとか最後までたどり着けたよ。
黄色いミモザ、いや、アカシア、いや、オジギソウ?(もうここの辺りで迷走してしまう私),こっちでもよく見るよ。
華やかで可愛い花だよね☆

No title

お弁当屋どの

最後までお付き合い頂きありがとう(T_T)

後から自分で読んでも途中で挫折。
今度から、やっぱり細かく分けよう…

それにしてもややこしいーーー(´Д` )
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広島県福山市「ガーデンアート昌三園」でお庭の設計の仕事をしております。

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